小さいけど、すごく個性的、トリバガ

コブドウトリバ

台所の壁にT字の何かが止まってます。調べてみるとコブドウトリバでした。

コブドウトリバとは?

コブドウトリバ Nippoptilia minor はチョウ目トリバガ科の昆虫です。本州の秋田県以南から沖縄に分布します。幼虫は、ブドウ科のヤブガラシの花や蕾などを食べ、成虫は花の密を餌とします。7月から10月頃に見られます。大きさは翼開長10mmほどです。

特徴的な見た目のトリバガの仲間

トリバガ科の種は世界で1580種が知られており、日本からは56種が報告されています。
一部例外はありますが、トリバガ科の多くの種は、静止時に翅を左右に広げた状態でたたみ、T字型の姿勢をとります。翅には深い切れ込みがあり、鳥の羽毛に独特な形をしています。

Emmelina monodactyla MNHT
トリバガ科の一種 Photo by Bởi Didier Descouens – Tác phẩm được tạo bởi người tải lên, CC BY-SA 4.0, Liên kết

また、脚には長い棘が沢山あります。これらが互いに絡まらないのかと心配になるほどですが、コブドウトリバは、静止時には一番後ろの脚を腹部に沿わせて真っ直ぐに伸ばしていることが多く、この体勢でじっとしているかぎりは脚の棘同士がぶつかるのは防げそうです。また、この体勢のときには、腹部から規則的に棘が出ているように見えます。この脚の棘には、何らかの機能があると考えられますが、未だに有力な仮説はないようです。

トリバガ科の昆虫はどこでみられる?

ヤブガラシの花

コブドウトリバは、食草であるヤブガラシが生えている場所を探すと見つかりやすいようです。ヤブガラシは河川敷や空き地、都市公園など身近な環境で多く見られます。他のトリバガ科についても都市部の公園での観察例があります。身近な花に集まる小さな虫をよく観察してみると、トリバガの仲間を見つけることができるかもしれません。また、夜間に外灯に飛来するため、外灯の近くを探してみるのもひとつです。

\ Let's give it a try! /
やってみよう
Biome App Icon

いきものコレクションアプリ
Biome(バイオーム)

写真を撮るだけでAIが名前を判定!見つけた生き物を記録して、自分だけの図鑑を作ろう。

※ Biomeは無料アプリです。課金制度や広告の表示はありません。
※ 投稿された「いきもの情報」は個人が分からないデータとして生物多様性の保全に活用されます。
#昆虫 #生態