ナスの葉がぼろぼろ、周りに特大のうんち
こんにゃろとっちめて、、、くそっ、かわいいじゃねぇか、、、こんちくしょー!!
メンガタスズメとは?

メンガタスズメ Acherontia styx は、スズメガ科メンガタスズメ属の昆虫です。メンガタスズメ属の昆虫は、本種に加え、ヨーロッパメンガタスズメ Acherontia atropos、クロメンガタスズメ Acherontia lachesis の3種がいます。日本には、クロメンガタスズメとメンガタスズメが生息しており、いずれも本州から南西諸島に分布します。メンガタスズメの仲間の成虫は、背面に人の顔に似た模様があり、それがメンガタ(面形)に見えることが和名の由来です。英語ではdeath’s-head hawkmoth(ドクロスズメガ)と呼び、ヨーロッパメンガタスズメは有名なホラー映画にも出演しています。
ミツバチを騙す成虫

メンガタスズメの幼虫は、ゴマなどのゴマ科、ナス、ジャガイモ、トマトなどのナス科、マメ科、モクセイ科、クマツヅラ科など様々な種の葉を食べます。特に、ナス科の植物を好んで食べるといわれています。

成虫は、ハチミツを食べることでよく知られています。口吻は、他のスズメガと比べて短いため、花筒の長い花の蜜を利用することはできません。一方、この短い口吻は、固いものに穴を開けることができます。メンガタスズメは、ミツバチの巣盤に穴を開けて蜂蜜を盗み飲みます。特に研究が進んでいるヨーロッパメンガタスズメでは、ミツバチが巣の中で仲間を認識するために利用している体表炭化水素とヨーロッパメンガタスズメの体表の化学物質が類似しており、ミツバチに巣に侵入していることがバレないようにしていると考えられています。メンガタスズメについては、体表の化学物質に関する研究は行われていませんが、よく似た生態を持つことから、同様の戦略を持っているのではないかと推認されます。
メンガタスズメの生活史

本種は年一化で、幼虫は9月から10月頃によく見られます。終齢幼虫は10cmほどになります。秋に深さ10cmくらいの土中に穴を掘って蛹になります。基本的には蛹の状態で越冬し、成虫は5月から10月頃にみられます。
畑のナスの葉を食べるメンガタスズメ

夏の暑さが緩み、元気をなくしていたナスが一気に新葉を展開しはじめ、待ちに待った秋茄子の収穫が楽しみな時期。が、しかし、たった数日で壊滅的被害がナスに与えられました。柔らかく食べやすそうな先端の新芽に近い部分ばかりを狙って、太い葉脈だけを残し、葉がなくなりました。新葉の根本にできかけていたナスは、もう成長することができません。

突如として発生する大きな食害に驚かされます。個体群密度はそれほど高くなく、食痕が沢山ついたナスからでも、10cmほどの幼虫と3cmほどの幼虫の2匹しか見つかりませんでした。おそらく大半は大きい方が食べたのでしょう。メンガタスズメの終齢幼虫、食べる量が半端じゃありません。