やまなしの生物多様性
山梨県は、四方を富士山、南アルプス、八ヶ岳など3,000 m級の山岳に囲まれ、県全体の約8割を森林が占める自然豊かな県です。また、火入れによる草原管理により多様ないきものが暮らす草原もまた多くみられます。こうした独特の地質・地形や文化・風習など土地利用の歴史が、そこに暮らす動植物の多様性を生み出してきました。
特に、全国的に見てもまれな標高80mから富士山頂3,776mまでの標高の差は、約3,500種という植物の多様性を育んでいます。また、私たちの身近な場所にまで、こうした豊かな自然環境が広がり、様々な動植物に触れることができるのも山梨県の特徴です。
アプリ内のガイドページでは、そんな山梨県の自然環境を「奥山」「里地里山」「河川・水辺」「都市部」「注目の外来種」の5つの特徴に分けて紹介しています。
さあ、自然豊かな山梨県で、身近ないきもの探しに出かけましょう!

▲高山のきびしい自然に耐えて生きていることから、「忍耐・努力」を表す『県の獣』に指定されています。
やまなし生物多様性地域戦略をチェック!
山梨県では「やまなし生物多様性地域戦略」を策定して、県内の自然環境の現状や希少な動植物を紹介するとともに、生物多様性の保全と持続可能な利用の両立を目指した取り組みを推進しています。
希少種の保全、外来種の啓発・防除、ネイチャーポジティブや30by30の実現など、山梨県全体で目指していく目標や行動計画がまとめられています。山梨県の豊かな自然環境やこれから目指す山梨の姿を紹介した「やまなし生物多様性地域戦略」をぜひチェックしてみてください!
将来に残したい人と自然のかかわり
里地里山は、日本人が自然と共生しながら長い年月をかけて作り上げてきた自然環境です。土地利用の歴史など、人と自然の関わりがそこに暮らす動植物の多様性を生み出しており、身近ないきもの探しの絶好のフィールドとなっています。
環境省はこれらを次世代に継承すべき重要な環境と位置づけており、山梨県内の「重要里地里山」6か所では協働の保全活動が行われています。
また、県内の森林公園等も、多様な自然環境として様々な動植物に触れることができます。

求む!やまなしの外来種情報
人間の活動によって本来生息する場所以外に持ち込まれたいきものを「外来種」と呼びます。これは海外原産のいきものだけでなく、日本国内の異なる地域から持ち込まれた生物も含まれ、後者は「国内外来種」と呼ばれています。
外来種の中にはその地域の生態系のバランスを大きく崩したり、農作物を食い荒らしたりするなど、深刻な問題を引き起こす種も存在します。このような外来種の増加や分布の拡大は、日本の生物多様性を脅かす主要な要因の一つです。山梨県の豊かな自然環境を守り続けるためには、外来種の侵入を早期に発見し、適切な対策を講じることが不可欠です。より多くの人々が広範囲を監視することで、外来種の早期発見につながり、迅速な対応が可能になります。
Biomeに投稿して情報を集めよう!
みなさんからの投稿など、Biomeに集まった情報は「いつ」「どこに」「どんないきものがいたのか」という情報を未来に残す重要な取り組みです。
さあ、スマートフォンを片手に、身近ないきものを探してみませんか?
あなたの発見が、日本の豊かな自然を守る一歩になります!