チョウを呼ぶまちプロジェクト
名古屋市では2025年度から、「チョウを呼ぶまちプロジェクト」を実施しています。名古屋でも身近なチョウをきっかけに、いきもののつながりやその大切さを発信していきます。プロジェクトの一環として、チョウの食草・食樹に配慮した植樹を行う緑化活動などに取り組んでいます。
幼虫の食べる植物を調べてみよう
チョウの幼虫は植物を食べて成長しますが、チョウの種類によって好む植物(食草・食樹)が異なります。食草となる植物をよく観察すると、幼虫が見つかるかもしれません。

食草を見つけたら…
葉に残された手がかりを観察してみよう
・食痕(しょっこん)
幼虫が食事をした痕跡として、葉の穴や欠けている部分が見つかるかもしれません。
種によって食べ方に特徴があり、丸い穴を開けるものや、葉の縁から食べるものなどがいます。
・フン
葉の上や地面に茶色や深緑色の粒状のフンが落ちていることがあります。フンがある場所の真上や周囲の枝葉には、幼虫が潜んでいる可能性が高いです。
名古屋市で見つかるチョウとその食草の例



自然が多く残されているところに行こう!
チョウの仲間には、市街地ではなかなか見ることのできない種類も存在します。そのようなチョウが生息しているのが、国が「生物多様性の維持・回復・創出が図られている地域」として定める自然共生サイト。
名古屋市内では「猪高緑地(いたかの森)」や「八竜緑地・金城学院大学の里山」、「なごや東山の森」等が認定されています。翅の裏面が落ち葉によく似たクロコノマチョウなど、手付かずの自然を好むチョウの仲間に出会うことができるかも?
名古屋市内の自然共生サイト
猪高緑地(いたかの森)
雑木林、ため池、湿地、棚田等がモザイク状に分布する多様な自然環境を背景に、在来種を中心とした多様な動植物種からなる健全な生態系を有しています。複数の散策路が整備されているなど、地域住民に対して自然観察や散策、小学校の総合学習を始めとした環境学習の機会を提供する場となっています。

八竜緑地・金城学院大学の里山
丘陵の大半が樹林で覆われ、水辺や湿地が点在し、多様な動植物が生息・生育しています。長年、その環境を維持するため熱心な保全活動が実施されてきました。

なごや東山の森
なだらかな丘陵の大半が樹林で覆われ、水辺や湿地が点在し、多様な動植物が生息・生育しています。区域内は、2つの都市公園(平和公園、東山公園)で構成され、その中に5つのテーマの森(へいわの森、くらしの森、ふれあいの森、いのちの森、うるおいの森)が設定されています。

注意事項
- 歩きスマホは危ないので絶対にやめてください。
- 公園などではそれぞれの場所のルールに従ってください。
- 私有地など許可なく立ち入ってはいけない場所に入らないでください。
- 野生動植物を採取したり、木の枝を折るなど損傷させないようにしてください。