アリの結婚飛行を目撃せよ!
春から夏にかけて、いくつかの種類で女王やオスが巣の外に出て交尾のために飛び立っていく「結婚飛行」が行なわれます。
女王は働きアリ(ワーカー)よりも大きく、また結婚飛行後は巣をつくる場所を探して地面を歩いていることがあるため、目に留まる機会が増えます。
アリの観察を始めるなら今がチャンス!
「身近なアリナビ」を使ってアリを見分けてみよう!
本州の街中や公園でよく見られる種を見分けるための「身近なアリナビ」を、アプリBiome内にご用意しました。特徴に関する質問に答えていくと、アリの種類を提案してくれます。アプリ内、クエストの詳細ページから、お試しいただけます。見分けるときの参考に、ぜひご活用ください。
※この「アリナビ」は、本州における街中や公園でよく見られる種を見分けるためのものです。国内全種をカバーしているわけではありませんのでご了承ください。
※上記の15種のうち、女王は特に遭遇確率が高い10種を対象にしています。
アリを探しに出かけよう!
アリの居場所は?
アリは、家の周りの歩道や公園、森林に至るまで様々な場所に生息しています。小さなアリを見つけるためのポイントは、目線を地面に近づけること。
しゃがみ込んでコンクリートの上、公園の草むらなどを観察してみましょう。徐々にアリが見えるようになってきます。
体の部位の名前
アリを見分けるときに注目する部位の名前を、働きアリ(ワーカー)の姿を用いて紹介します。
こうした用語を覚えておくと、図鑑で種名を調べるときや、見つけたアリの特徴を正しく伝えたいときに役立ちます。

アリの役割分担「カースト」
アリの集団にはいくつかの役割分担があり、それを「カースト」と呼びます。女王、オス、働きアリなどもカーストの一つです。アリはカーストによって見た目が大きく異なる場合も多く、カーストを見極めたのちに種を見分ける必要があります。
ここでは主な3カーストを紹介します。
女王

通常、同じ種のカーストの中で最も大きく、結婚飛行の前後には巣の外で見られることが多いです。
オス

羽を持ち、結婚飛行の時期になると女王と共に飛び立っていきます。結婚飛行が行なわれる時期には、自販機の明かりなどに引き寄せられたオスを見る場面もあるかもしれません。
※「アリナビ」では、遭遇確率の高い女王・働きアリを対象としています。
働きアリ(ワーカー)

産卵以外の様々な仕事を行なう、メスのアリからなるカーストです。エサを採ってきたり、卵や幼虫の世話をしたり、巣の防衛をしたりと様々な役割を担っています。
種によっては、主に巣の防衛を行う大型働きアリ「メジャーワーカー」と、その他の小型働きアリ「マイナーワーカー」がいる場合もあります。